小室友里の聞かせてプリーズ

働く女のコの素顔に迫る突撃インタビュー!
仕事にオトコ、プライベートまで突っ込んで聞いちゃいます。

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テレビのニュース番組からも取材をうけたりと各方面から注目されている、池袋プレシャスのロハスソムリエ・白石薫子さんにインタビューしてきました。社会人と両立する彼女ならではのお話が聞けちゃいました。
第78回 白石薫子さん(23)

名前:白石薫子
年齢:23歳
生年月日:1987/4/30
星座:牡牛座
趣味:旅行
出勤:2日/週
月収:35万/月
所属店舗:池袋「プレシャス」
電話番号:03‐5954‐3011
URL:http://www.precious.ne.jp/
求人専用メールアドレス:precious@kagoya.net
「LOHASにこだわり、質の高いサービスを提供出来る店舗を目指しています。男性スタッフもロハスソムリエ(女性フタッフ)も同じ価値観を共有出来る仲間でありたいと思います」

昼職と掛け持ちで、風俗の仕事がいい気分転換になってるんです。


●今は昼間に働きながら風俗のお仕事もしているのね。
「そうです。オペレーターやってます」

●よくCMで見かけるような?
「あははは(笑)。耳にマイクかけてお客様とお話ししてます」

●社会人一年目を振り返ってみて、どんな一年だった?
「社会人って疲れる~(苦笑)。今のお仕事って時間内にお仕事を終わらせないと怒られちゃうんです。だからめちゃくちゃ集中してお話を聞かないといけなくて、それがすごく疲れるんです。だから仕事後は頭が働かなくてボーッとしてることが多いです」

●社会人の苦労を目の当たりにしてるんだ。
「朝がちょっとゆっくりな仕事なんですけど、ギリギリまで寝ていたい!」

●気疲れもするでしょう?
「しますね~。上下関係が学生とこんなに違うなんて思っても見ませんでした」

●風俗と普通のお仕事を両立するのって大変じゃない?
「そのお仕事によると思うんだけど、私は土日や祝日の休みを使えば出来るし、5時上がりの仕事なら終わってから出来るし」

●カラダは大丈夫?
「疲れてますけど、風俗の仕事が今はいい気分転換になってるんです。前より出勤は減ったけど雑誌を見て来てくれるお客様が未だに多くて、嬉しいです」

●普段は風俗で稼ぐより全然少ない額で働いてるわけじゃない? そこに違和感は感じなかった?
「実はそんなになかったんです。(風俗は)いつかはあがる仕事だってどこかで常に考えてたから。それに父が『保険はしっかり入っておかないと将来苦労するぞ』って子供の頃から聞かされてたから、ちゃんと会社で保障してくれるようなところに入らないといけないなって。正直風俗のお仕事だけじゃ社会的に困ることもあるんですよね。入居を断られたりとか。ひとつくらいはちゃんとした身分証的なものも持っておいたほうがいいのかなって」

●なるほどねぇ。社会人になったから風俗をあがろうとは思わなかったの?
「あがってもよかったんですけど、正直今までと同じくらい収入があるって考えられなくて。大学の奨学金も返さなくちゃいけないし、多少収入の足しになればいいかな?って」

●お仕事しながらこっちの仕事も顔出しして、バレちゃう可能性も高くなったと思うんだけど?
「うちの会社は女のコばっかりなので、そういう意味ではバレることって少ないかも。男性は部長が時々様子を見にくるくらいだし」

●プレシャスって30代以上の男性がお客様でしょ? 思いっきりストライクゾーンじゃん?
「バレたらそれはその時かな(笑)」

●今までバレたことないの?
「一回だけ。雑誌の袋とじ企画に出させてもらったら、それを同期の男のコが見つけちゃって、元カレにチクったんです」

●元カレかんけーないじゃん!
「ホントそーなんですよ! 私に直接聞くより聞きやすかったんじゃないですか? 相当呆れた感じで連絡来ましたけどね(苦笑)」

●自分と付き合ってた時にもやってたんじゃないか? なんて追求されたりしなかった?
「実はそうなんですけど、雑誌に『始めて3ヵ月です』って書いてあった事をそのまま信じててくれてよかったですよ。逆に学校にバレることとか、周りにバレることとかそっちを心配してくれてて」

●バレたら退学!?
「そういう規則はなかったと思うけど…でも卒業前に面倒なことにならなくてよかったです。お店の人もあちこち聞いて調べてくれて」

プレシャスじゃなかったら続けられなかったかもしれないな、って思います。

●ところで、今彼氏はいるの?
「いないんです~」

●ホントに!?
「いないですってば(笑)。彼氏らしき人はいたんですけど」

●らしき人?
「私は付き合ってると思ってたんですけどね。ちょっと年の離れてる人との付き合いってこういうものなのかなぁ?って思うようにしてたんだけど…相手の部屋に行ってやることやって、それで帰るだけっていう付き合いになってきちゃって」

●デートしないの?
「外で知り合いに会うのがイヤだったみたい。年が離れすぎてるから恥ずかしいって。じゃぁ家の中でゆっくり出来るかって言ったら、家が仕事場なのでアシスタントさんが家にいるんですね。『あのコ誰ですか?』って聞かれるのもイヤだし、仕事場にいるのにアシスタントに仕事させて自分が遊んでいるのもイヤだったみたい。だんだん私の居場所がなくなってきちゃって。で、カレからの電話を取らなくなって」

●彼は薫子さんのこと、そんなに一生懸命じゃなかったのかな…
「私もいけないんですけど、彼に優しい言葉をかけられると恥ずかしくてそっけない態度をとっちゃうんです。本当は嬉しいのに。そういうことしてたから、むしろ私の方が『オレはセフレなんだ』って勘違いさせちゃってたかも」

●じゃぁお互いの本音を知らないままなんだ。それ以来恋愛はしてないの?
「好きな人はいますよ。でもその人彼女いるみたいなんですよね…」

●そういう時に、がっつり攻められる人? それとも待っちゃう人?
「待っちゃいますね。その人バーテンダーやってるんですけど、彼が作るお酒が好きでそのバーに通い出したんです」

●お酒が?「あなたが好きだから」じゃないの?
「だから待っちゃうんですって(苦笑)。バーへ来るんだからお酒を楽しんで欲しいって思ってる人なんです。自分と話したくて来てくれるのも嬉しいけど、そういうコに『好きです』って言われても全然興味がわかないんだって。そういう話も聞いちゃってるので『あなたが好き』って言っちゃうと、そのコたちと同じに見られちゃうじゃないですか。私がそういう類いのことまったく言わないから『自分のことをわかってくれる』って思われてるみたいなんです」

●それ、好きって言えないってことじゃん!?
「言いづらいですね~。ふざけて『好きになってもいいですよ』なんて言ってくるんだけど、はぁ?って答えちゃうんですよね~…絶対可愛くないってわかってるんだけど…」

●正面から甘ったるい言葉を言われるのって苦手でしょ?
「どうしていいかわかんなくなっちゃう(苦笑)」

●プライドがある人がそこまで言うって、薫子さんにそうなって欲しいからアプローチしてるとしか思えないな~。
「そうなのかな?って感じることもあるんだけど、言ったら負けたような、言わないから関係が成立してるような気もするんですよね」

●彼はお仕事のこと知ってるの?
「知らないです。そもそも誰にも仕事のことは話してないです。彼が誰か違うコと間違えて『デリヘルやってるって言ってなかったっけ?』って聞かれた時は心臓が飛び出るかと思いましたけど」

●前みたいに顔出しした記事が万が一どこかで彼が見つけちゃってリアルに聞いて来たら? 答える?
「昔やってた、っていうていで答えちゃうかも。…やってるって答えるかもしれない。それくらいオープンに何でも話せる関係なんです。彼には隠し事したくないなぁ」

●むしろ今くらいのペースがちょうどいい?
「そうですね。昼の仕事とのバランスもいい感じだと思います。一生懸命入らなくても顔出ししてる分お客さんの指名もつきやすいですし。もう少し仕事のペース配分が出来るようになったら、平日にも入りたいですけどね。初めてお会いするお客様にはいつも以上に気を遣いますから、それなりにこちらもコンディション整えておかないと。仕事終わりのぼーっとした頭じゃ、私的には一番いいサービスは出来ないなって。そういうところは社会人になってちょっと意識が変わったかも」

●例えば?
「前は楽しくおしゃべりしてお客様と楽しく時間を過ごしてたんですけど、今はいかに楽しい時間を過ごしてもらえるか?って考えるようになりました。お客様から会話を引き出して、それをつないでいくのも私たちのお仕事の一つで。オペレーターの仕事って、相手の顔が見えない気楽な部分もあるけど、風俗ってお客様と向き合って自分の言葉一つでお客様の表情が変わるから、実はすっごい緊張することだったんだなって。例えば『今日はお休みだったんですか?』って聞くこと一つでも、お客様にとっては聞いて欲しくないことかもしれない。だから一つ一つの言葉を慎重に選ぶようになりましたね」

●社会人になって知ったことのひとつだね。
「他にもお金を払ってもらうってことの大切さに気付きました。前はお金をもらうことに軽い気持ちがあったかもしれない。けど風俗に払うお金って安くないじゃないですか。その金額を稼ぐためにどれだけ時間がかかるかっていうのも分かっちゃったから」

●プレッシャーに感じることはないと思うよ?
「楽しみたい、が楽しんでもらわなきゃ、に変わったところはありますね」

●今のところは昼の仕事と風俗と両立させていくって感じなんだね。
「そうですね。やれるうちは」

●結婚を機に引退とか?
「しばらくないですね~。地元の友達はほとんど結婚しちゃったんですけど、親戚の付き合いだしがらみだって大変そうなんだもん。まだ1人でいいかな」

●子供は?
「え~!? 自分が二十歳になることすら想像出来なかったくらいだから、考えもつかないですよ~。まだまだ先の話です!」

プロフィール
小室友里 小室友里
1975年7月28日生まれ。獅子座O型。
18歳でグラビアデビュー。AV女優として4年間活動した後、女優兼ライターに転身。現在は映画、舞台、執筆、講演会を中心に活動中。趣味は自転車に乗ること。

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