小室友里の聞かせてプリーズ

高温注意報発令中! プレイ後の水分補給はしっかりとね☆
今月は下北沢・cocoプロモーション所属のAV女優・河合杏里さんにインタビュー。
145cmミニマムボディとは裏腹に、さばけた性格の彼女。本当はロリ系よりなりたかったものが…!? 

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第83回 河合杏里さん
名前:河合杏里
年齢:22歳
生年月日:1988/09/03
星座:乙女座
血液型:O型
趣味:バッティング・カラオケ
お仕事歴:4年
出勤:5~10本/月
月収:60万/月
所属プロダクション:cocoプロモーション(下北沢)
電話番号:03-5790-6555
HP:http://cocopro.jp/
「スタイル、ルックスがいいから売れるわけではありません。
夢を持ち続けることが貴女の将来を決めるパワーです。
僕たちは、そのお手伝いをする役割だと考えています」

初めは自分がロリに見られることに違和感があったけど、今はこれが武器!

●実はベテランさんなんですね。
「意外と長いんです。途中お休みしたりしながらやってたので」

●お仕事を始めたきっかけは?
「メイド喫茶でバイトしたくて探してたら、こんな仕事があるよって友達に紹介されたんです」

●AVに出ようとしてたわけじゃないんだ?
「コスプレがしたかったんです。メイド服とかかわいい衣装を着てみたくて」

●面接でもAVの話が出たと思うんだけど…
「ちょっと考えます、って時間をもらったと思います。出来るものからやっていこうと考えてお仕事を始めました。営業に回ったりしてるうちに、自分を表現することがどんどん楽しくなってきて、事務所で仕事の話を聞いてると、どんどん興味が湧いてくるんですよね」

●他に始めた理由はありますか?
「お金もありますね。それまでティッシュ配りのバイトしてて、都内で一人暮らしってやっぱり大変じゃないですか。あとは事務所によりけりだと思います。cocoプロモーションじゃなかったらAVやろうと思ってなかったかも」

●人前で裸になったりセックスをしたりすることに、抵抗や恥ずかしい気持ちはなかったですか?
「抵抗はありましたけど、未知の世界を知ってみたいとか、不安も混じりつつって感じでした。写真ならわかんないかもしれないけど、映像ってごまかしがきかないところがあるじゃないですか。そんな世界で自分はやっていけるのかな…とか。始めたての頃の現場ってよく覚えてないんです。初めての作品で男の人を攻めたことはなんとなく覚えているんですけど…」

●こんなに可愛いんだから、AVじゃなくてもいいんじゃない? って言われませんでした?
「風俗系はやらないの? って聞かれたことはありますけど(笑)。それはちょっと~」

●違う感じ?
「AVだったら安心かなって。現場も怖い人がいたり無理矢理的なイメージがあったんです。でも当然だけど説明を受けて仕事を受けてるわけだし、スタッフさんも男優さんも仲良しだし」

●私の身体でいいのかな? なんて不安はありましたか?
「ありました! 自分の身体って特徴がないと思ってたです。AVやるような人は胸が大きくて、スタイルがよくて…って人じゃないとダメだと思ってたんです。でも面接の時に『ロリ系でいこう!』って。AVって、人の幅があるんだな~って」

●ロリ系、お好みでなかった(笑)?
「童顔なのは自覚してたんですけど(苦笑)。性格も男っぽいし、ないものねだりじゃないけどかっこ良く見られたかったっていうか。だから初めは自分がロリに見られることに違和感はありました。でも今はこれが武器になるんだって思ってます。身長145cmも。逆にこの路線でどこまでいけるのか試してみたいって思いますね」

AVの楽しいところは、河合杏里になりきって、演技できること!

●途中、お休みされていたのは?
「実家が農業を営んでまして、その手伝いに戻ってました。うちの母、モー娘。のオーディションに勝手に応募しちゃって。そしたら一次審査通過して。ビッグサイトの二次審査は落ちちゃったんですけど」

●お母さんは芸能界に進んでほしかったのかな。今のお仕事のことは?
「知らないです。モデルのバイトをしてるって言ってあります。自分の理想の方向に進んでるって思ってますね、母は」

●お母さんに「写真見せて!」って言われないの?
「言われます(笑)。のらりくらりかわしてますけど。芸名とかも知らないので、写真でバレたりしたらやっぱり怖いですよね…」

●AVの楽しいところって?
「演技出来るところが一番楽しいです。『河合杏里になりきって、思うようにやってみて! NGだったら言うから』って監督に励まされて、アドリブっぽくやってみたらウケがよくって」

●得意なシチュエーションってありますか?
「Sもイケるかな? って最近思いました。元々Mなので、それっぽいものが多かったんです。後手に縛ったり、ロウソクを垂らしたり。それが最近S系もぴたっとくるようになったというか。現場で他の女のコを見て『うわ、エロい!』って思う仕草やプレイは、盗むじゃないですけど取り入れてます」

●乱交シーンとかで、隣の女のコをチラチラ見たり?
「なにげに見ますね(笑)。他のコ気になりますね」

●それはライバル心?
「このコには負けたくないっていうのはありますよ。自分とキャラが似てて、しかも台詞回しがうまくて。自分もいざやってみようと思っても、なかなかうまくいかないんですよね。彼女が使ってた言葉を口にしても、自分の言葉になってなくて。近いものにはなるんだけど、エロさが足りなかったり。終わってからああすればよかったって、毎回思います」

●憧れの女優さんはいますか?
「ロリ系で憧れとは違うんだけど感動した人はいます。日高ゆりあさん。彼女、プロ魂がすごいんです。気配り上手だし」

●AV女優のプロフェッショナルってなんでしょうね?
「徹底することかな。役になりきったり、休憩中も気を抜かなかったり。本当の自分とは違うんですけど、仕事中は芸名になりきってる、って感じがします。私はまだなりきれてないです。休憩になると一気に気が抜けちゃう」

●メンタルのアップダウンは激しいほう?
「そんなに差はない方だと思いますけど、現場後はとりあえず落ちますね。『ああすればよかった…』って。でも立ち直るまでが早いです」

●現場の中でもアップダウンはあるの?
「落ち込むっていうんじゃなくて、休憩中にしっかり休んで、もう一度テンションあげてこー! みたいな。オンオフがあるほうだと思います。最初は緊張感がなかなか抜けなくて、しかも現場ごとに人が変わるじゃないですか。それも緊張しちゃって。休憩中も面白い話をしなくちゃ! みたいな」

●すごく気を使ってるんですね。
「それがプレッシャーになってたりして。後から考えればそんなに悩むほどのことでもないんですけど、ちょっとでも場を盛り上げなきゃって頑張ってましたね」

今は結婚よりも恋愛よりも、AVに集中してがんばりたい時期ですね!

●杏里さんって、実は人見知りでしょ。
「めちゃめちゃ人見知りです。現場も人数が少なければ話せるけど、たくさんいると話せなくなっちゃう。それは未だにですね」

●女のコ相手って緊張しません?
「しますします。なんなんでしょうね、あれ。かわいいし、話したいなって思うんですけど、どこかで話かけられるのを待ってるんです。稀に入れることはあるんですけど、大抵無理(苦笑)」
●あと、負けず嫌いで頑張り屋さんでしょう?
「負けず嫌いは半端ないです。走るのとかも負けたくなかったし。それがずっと続いてる感じです。常に誰かと競ってる感じがする」

●誰と?
「それが誰ってわけじゃないんですよね。AVも自分で借りてみる感じでもなかったし、研究をしようって気持ちもなくて。でもやってくうちにこれじゃダメだ! って思ってAVを見るようになって」

●自分が足りないなって思うことはあるんですか?
「やっぱりSっ気かな。元々がMだし、言葉攻めされたりするのが好きなんで。おつきあいしてきた方もみんな『めちゃめちゃMだよね』って」

●それは大変だわ…。ところで、今お付き合いしてる人は?
「いないです。2年前に別れてからそれっきりですね」

●お仕事のことは知ってたの?
「知ってました。おつきあいする時にAVやってるって言ってあったので。『イヤだけど、仕事にいい悪いもないから』って」

●仕事のことを話すタイミングって、すごく悩むと思うんだけど…?
「仲良くなってすぐには絶対に話さないです。言ってしまったら嫌われるんじゃないか、離れてっちゃうんじゃないかっていう気持ちがあって」

●相手がただの友達止まりだったら?
「それでも言わないです。友達候補のままだったらずっ言わないです。彼氏になりそうだったら付き合う直前に言います。本当にギリギリ。そこでダメだったらスッパリ忘れます。隠して付き合ってたこともあるんですけど、落ち着かないんです。時間が遅くなったりすると『何で遅くなったの?』って聞かれるじゃないですか。いちいち理由をつけて気を使うのが嫌だなって」

●付き合う直前にカミングアウトするのは何か理由が?
「自分の気持ちだけの問題なんです。相手にとったらもっと早く言ってあげるほうがいいのかもしれないけど。ギリギリじゃないと不安すぎて言えないんです」

●現場終わって、次に彼氏に会う時の気持ちってどんな思いなの?
「かなり割り切ってる。彼氏に『今日絡んできたんでしょ?』とか言われちゃうとさすがに罪悪感あるけど、そうでなければそんなに苦しいことはないです。ただ、タイミングでエッチしたくないって時はありますけど…(苦笑)」

●今日はどんなことしたの? とか聞いてくる?
「絡んだかどうかは気になるらしいです(笑)」

●お仕事を続けながら恋愛する上で、これだけは押さえておきたいポイントって?
「嘘をつかないこと。あとは彼の要望には出来るだけ対応することかな。仕事のことを言える相手なら彼の全部に気を使うこともないと思うんですけど、秘密にしてると、ヤバいことがたくさんあるだろうから、そのぶんフォローは必要かもしれないですね。私は嘘ついてもバレる性格なので、この先もお付き合いするならちゃんと話すと思います。あとは浮気は絶対にしないです」

●今後、どんなお仕事がしたいですか?
「コスプレですね。元に戻っちゃうけど」

●名前隠してコミケに参加するとかは?
「ちょっと怖いなー。AVとかでコスプレしてても不自然じゃないじゃないですか。そういうところでやっていたいな」

●舞台女優やシンガーになる、なんてことは?
「今は考えてないです。AVやってる間はAVに集中したいです。今を一生懸命やらないとなって思ってます」

●この先、結婚もありますよね。
「結婚は願望がないです。親は期待してるみたいですけど。気が変わるかもしれないけど、今のところはないですね。結婚に現実感が持てないし、まだまだやりたいことあるし。しちゃったらいろんなことが終わっちゃう気がして。出産したら仕事もできなくなっちゃうでしょ?」

●熟女までお仕事を続けるとか。
「そこまでやれるのかなぁ?」

●ロリから熟女に乗り換えることは? イヤじゃない?
「改めて言われると、ちょっとイヤかも(笑)。でも、お仕事がもらえるなら続けていきたいです」

プロフィール
小室友里 小室友里
1975年7月28日生まれ。獅子座O型。
18歳でグラビアデビュー。AV女優として4年間活動した後、女優兼ライターに転身。現在は映画、舞台、執筆、講演会を中心に活動中。趣味は自転車に乗ること。

☆ブログ・twitter☆
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☆所属事務所☆
BELLTECH PRODUCTION
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yuriwan@hotmail.com