やっぱり面接を受けるからには、女の意地として採用されたい。だけど、残念ながら落とされ、時には、その理由がわからないこともあるよね。そこでお店のスタッフに、面接ではどういう点をチェックしているのか、受かるコと落ちるコの違いは何か、直接聞いてみよう。
 

フーゾク慣れしているコより、
普通のコがベストです!

「NEWマット娘見え太郎」の石井さんに、
素人系のお店での面接ポイントについて聞いてみました。

今回のスタッフ
石井剛晴さん
NEWマット娘見え太郎
http://www.mattoko.com
(マット性感)

ウチの場合は、新宿や池袋から流れてくる女のコが多いせいか、渋谷のほかのお店と比べて、やや平均年齢が低いと思います。とはいっても、未経験者より経験者が多く在籍しているのは、マットという特殊な業態のためでしょう。ある程度慣れているコのほうが、採用しやすいのは事実ですね。

しかし、たとえ経験者でも、素人っぽさが残っているコのほうがお客さんからのウケはいいです。ですから、やはりスレた感じのしないコには好感が持てます。

また、最低限のマナーを守れるコを採用したいですね。この業界はアバウトなところもありますが、それを勘違いして「なあなあ口調」だったり、人の話をしっかり聞かないコは、平気で無断欠勤をしたりすることが多いですから。

プライベートで何か問題があると、その影響がもろに仕事に出てしまうコがいますが、人間ですから、そういったネガティブな部分があるのは仕方がないことです。そういうコをサポートするのも私たちの仕事なので、いろいろと相談に乗ったりしますし、スムーズに仕事ができるようにアドバイスもしています。

どんな業種でも、お金をもらう以上はプロです。その自覚をしっかり持って仕事に取り組めるコであればOKですよ!

構成/田口元義

最低限のマナーです。

やはり接客業だから、見た目の印象は大切。
ケバくする必要はないけど、自分がいちばんカワイク
見えるファッション、メイクを心がけて。

これは最初に電話するときからの心がけ。
いきなりタメ口じゃ、非常識だと思われちゃう。
喋り方は個性もあるけど、何か聞かれたときにはハッキリと答えよう。

面接時の雰囲気は、そのまま接客のときの雰囲気につながる。
お店の人はそう考えます。
だからアナタもお店の人=お客さんと考えて、
にこやかに、でもある種の緊張感を持って面接にのぞもう。
たとえば、テーブルに灰皿があっても、タバコはガマン。
ほおづえをついたり足を組んだり、リラックスしすぎないこと。

仲のいい友達と一緒のほうが安心できるのはわかるけど、
お店の人から見たら「入るのが一緒なら辞めるのも一緒かも」。
それは迷惑なので、敬遠されがちです。

わからないこと、聞きたいことはあらかじめメモっておいて忘れずに聞こう。
これがいちばん大事なこと。

・ 出勤スタイル(出勤日/公休/出勤時間/退店時間など)
・ 給料システム(基本時給/歩合給の場合はその内容、女のコへのバック率/
給与保証/昇給システム/ボーナス制度など)
・ 自己負担経費(制服のレンタル代/クリーニング代/衛生用品代など)
・ ペナルティ(指名数ノルマ/遅刻・欠勤・当日欠勤・無断欠勤の罰金など)
・ その他待遇(待機場所はどこか/アリバイ会社の利用など)
・ サービス内容


とくに最後の「サービス内容」は大切。自分で選べるものについては、どこまでOKで何がNGかも伝えておこう。