やっぱり面接を受けるからには、女の意地として採用されたい。だけど、残念ながら落とされ、時には、その理由がわからないこともあるよね。そこでお店のスタッフに、面接ではどういう点をチェックしているのか、受かるコと落ちるコの違いは何か、直接聞いてみよう。
 

コミュニケーション力と
目的意識さえあればOK!

9月下旬にオープンしたばかりの「千葉アロマプリンセス」。
フーゾクに抵抗のある未経験者でも気軽に応募できるこのお店では、
どんなコを求めているのでしょうか? 木戸さんに聞いてきました。

今回のスタッフ
木戸辰也さん
千葉アロマプリンセス
(高級会員制デリバリーアロマエステ)
メール:job@cb-aroma.com

「広尾アロマプリンセス」という店舗があるのですが、その系列店ということで、今回千葉にオープンしました。お仕事の内容は、店名にもあるとおりアロマオイルを使った全身マッサージです。ただ、ウチの場合は未経験者でも、専属の講師がしっかり技術を教えるので、心配しなくても大丈夫。気兼ねなく面接に来てくださって結構です。

 女のコの質や採用基準は、広尾店をベースにしました。まずは清潔感があるかどうかを見ます。やはり、アロマエステをする以上、エステティシャン本人が清潔でなくてはいけません。それと、自然にコミュニケーションがとれるコは、非常にポイントが高いですね。明るくハキハキと応対できるコは、お客さんの前に出ても、しっかりとサービスができるはずです。

 どのお店でもそうでしょうが、目的意識がはっきりしていることも重要です。それさえ明確であれば、お仕事に対するモチベーションも上がりますし、お客さんのウケもよくなります。同時に、礼儀も自然とわきまえられるので、一石二鳥なんですよね。

 うちは、エステをメインとしたサービスなので、フーゾクに抵抗のある女のコでも気軽にできます。もちろんやる気さえあれば稼げますので、ぜひ面接へいらしてください!

構成/大木 光男

最低限のマナーです。

やはり接客業だから、見た目の印象は大切。
ケバくする必要はないけど、自分がいちばんカワイク
見えるファッション、メイクを心がけて。

これは最初に電話するときからの心がけ。
いきなりタメ口じゃ、非常識だと思われちゃう。
喋り方は個性もあるけど、何か聞かれたときにはハッキリと答えよう。

面接時の雰囲気は、そのまま接客のときの雰囲気につながる。
お店の人はそう考えます。
だからアナタもお店の人=お客さんと考えて、
にこやかに、でもある種の緊張感を持って面接にのぞもう。
たとえば、テーブルに灰皿があっても、タバコはガマン。
ほおづえをついたり足を組んだり、リラックスしすぎないこと。

仲のいい友達と一緒のほうが安心できるのはわかるけど、
お店の人から見たら「入るのが一緒なら辞めるのも一緒かも」。
それは迷惑なので、敬遠されがちです。

わからないこと、聞きたいことはあらかじめメモっておいて忘れずに聞こう。
これがいちばん大事なこと。

・ 出勤スタイル(出勤日/公休/出勤時間/退店時間など)
・ 給料システム(基本時給/歩合給の場合はその内容、女のコへのバック率/
給与保証/昇給システム/ボーナス制度など)
・ 自己負担経費(制服のレンタル代/クリーニング代/衛生用品代など)
・ ペナルティ(指名数ノルマ/遅刻・欠勤・当日欠勤・無断欠勤の罰金など)
・ その他待遇(待機場所はどこか/アリバイ会社の利用など)
・ サービス内容


とくに最後の「サービス内容」は大切。自分で選べるものについては、どこまでOKで何がNGかも伝えておこう。