やっぱり面接を受けるからには、女の意地として採用されたい。だけど、残念ながら落とされ、時には、その理由がわからないこともあるよね。そこでお店のスタッフに、面接ではどういう点をチェックしているのか、受かるコと落ちるコの違いは何か、直接聞いてみよう。
 

細かい気配りができてちょっとシャイ。
そんな女のコならすぐに採用します!

今年から装いも新たにし、さらに人気を博している「ブーケ」。
ソフトイメージのM女専科として注目を浴びるこのお店の採用基準を、
店長の中西さんに語っていただきました。

今回のスタッフ
中西宣晴さん
ブーケ
http://www.buuke.net
(会員制ソフトイメージ&M女専科)

ウチは今年から業態を少し変え、「会員制ソフトイメージ&M女専科」として営業しています。女のコも、お店のコンセプトとして打ち出しているように、「素人」をメインとした人選をしています。それぞれ女のコの肩書きにもインストラクターやピアノ講師など、嘘偽りがないところもウリになっています。

 面接は、多いときだと一日に10人くらいは来るでしょうか。ウチとしては、特にこれといった採用基準は設けていないのですが、しっかりとチェックはしています。例えば、面接中にさりげなくボールペンを落としたりします。それに気付いて、拾ってくれるコは好評価です。逆に拾わないコでも、即不採用というわけではありません。これは、あくまでも一つの実験みたいなもので、人間性を測るためのものですから。そこで細かい気づかいができるかどうかを見るわけですね。

 あとは、ちょっとシャイなコがいいですね。仕事内容を説明する際、ちょっといやらしいことを言ったりするんです。そのとき、シラーッとしているコよりは、顔を赤らめて恥ずかしがるくらいのコのほうが好印象です。そういうコは意外と化けるんですよ。常連さんは純粋な「素人」を求めていますから、常に新鮮な反応ができるシャイな女のコは指名が取れますね。

構成/大木 光男

最低限のマナーです。

やはり接客業だから、見た目の印象は大切。
ケバくする必要はないけど、自分がいちばんカワイク
見えるファッション、メイクを心がけて。

これは最初に電話するときからの心がけ。
いきなりタメ口じゃ、非常識だと思われちゃう。
喋り方は個性もあるけど、何か聞かれたときにはハッキリと答えよう。

面接時の雰囲気は、そのまま接客のときの雰囲気につながる。
お店の人はそう考えます。
だからアナタもお店の人=お客さんと考えて、
にこやかに、でもある種の緊張感を持って面接にのぞもう。
たとえば、テーブルに灰皿があっても、タバコはガマン。
ほおづえをついたり足を組んだり、リラックスしすぎないこと。

仲のいい友達と一緒のほうが安心できるのはわかるけど、
お店の人から見たら「入るのが一緒なら辞めるのも一緒かも」。
それは迷惑なので、敬遠されがちです。

わからないこと、聞きたいことはあらかじめメモっておいて忘れずに聞こう。
これがいちばん大事なこと。

・ 出勤スタイル(出勤日/公休/出勤時間/退店時間など)
・ 給料システム(基本時給/歩合給の場合はその内容、女のコへのバック率/
給与保証/昇給システム/ボーナス制度など)
・ 自己負担経費(制服のレンタル代/クリーニング代/衛生用品代など)
・ ペナルティ(指名数ノルマ/遅刻・欠勤・当日欠勤・無断欠勤の罰金など)
・ その他待遇(待機場所はどこか/アリバイ会社の利用など)
・ サービス内容


とくに最後の「サービス内容」は大切。自分で選べるものについては、どこまでOKで何がNGかも伝えておこう。