面接こぼれ話
横浜で新人でも働きやすいイメクラといわれる「横浜女学園」の畑野さんに、素人系のお店での面接ポイントについて聞いてみました。
今回のスタッフ
畑野さん
横浜女学園
(イメージクラブ)
仕事ができる印象のコよりドジっぽい感じのコが人気!
面接でもそうですし、接客の際もそうなんですけど、初対面のとき、きちんとした挨拶ができることって重要だと思うんです。だから面接の際も、最初の挨拶ができるかどうかがポイントです。特に好印象を与える挨拶ができるコは、やっぱり早くから人気が出ますね。
また、フーゾクに慣れ過ぎている印象があるコの採用には、慎重になります。基本的には採用しますが、ウチは「素人っぽさ、おっとりした雰囲気」をテーマにしているので、あまりビジネスライクな接客だと、好成績を上げるのはちょっと難しいかも。実際、店の女のコたちにも「プロにならないように」と、よく言い聞かせています。たとえ接客が段取り通りに上手にできたとしても、それが事務的になり過ぎては味気ないかなと。せかせかせず、ゆったりとした感じで、むしろ不器用なくらいのほうがいいですね。ついでに言うと、ちょっとドジっぽい感じのコがウチでは人気です。
採用の基準としては、特にこれといったものを用意はしていないのですが、強いて言えば「キレイになる努力をしているコ」はポイント高いですね。メイク、笑顔。これは、仕事のときだけ作ることはできないと思うんです。普段から気づかっていないと、なかなかできないでしょうね。なので、面接の際、スッピンだったり無愛想だったりすると、こちら側の好感度は落ちる場合もあります。あと、自己主張の強いコ。「私なら絶対稼げる」と根拠のないことを強調されるのもちょっと(笑)。
人気が出始める頃の女のコって、なんとなく会話の間の取り方がうまくなっている気がします。相手の話を受けて、ちょっと間を置いてしゃべるんですけど、それがお客さんには心地よく感じられるんでしょう。ゆとりと安らぎを与えられるコは、とても貴重な戦力ですよ。