——人前に出るお仕事をしたいと思ったきっかけは?
「高校生のときに胸が大きくなってから人の目が気になり始めたんです。電車とかでも視線がすごくて、ダボダボしたトレーナーとか胸が目立たない服を着てました。すごくコンプレックスでしたね。悩んでるときにスカウトされて、こういうお仕事なら胸が大きいのを活かせるかもって思ったんです。コンプレックスをチャームポイントに変えたいなっていう気持ちでした」
——裸のお仕事に抵抗はありませんでしたか?
「裸になることにはあまり抵抗はなかったです。音楽をやってて、アートの世界が好きなので裸も芸術の一つっていう意識があったんですよね」
——作詞作曲して自分で歌ったりしてるそうですね!
「幼稚園の頃からピアノをやってて、高校生ぐらいから曲を作り始めました。友達のテーマソングや、恋してる友達を後押しするような歌、失恋した友達を励ます歌を勝手に作って渡したりして(笑)。私自身が恋愛経験があまりないので、友達の話を聞いてると盛り上がって、共感して泣いちゃったりするんですよ。その気持ちを歌で返す!みたいな(笑)」
——AVの仕事に対するイメージってどうでした?
「失礼な話ですけど、こういう仕事は最終手段として仕方なくやってたり、お遊びっぽい感覚でやってるのかなっていうイメージがあったんです。だから最初は『バレたくないな』って気持ちも正直ありました。でも実際にこの世界に入ってみて、女優さんもまわりのスタッフも仕事として本気でやってるのが伝わってきて、私もこの仕事に魂を注ぐ!っていうくらい、やりがいのある仕事だとわかったし、今は堂々とやりたいと思ってます」
——AVデビュー作の撮影はどうでしたか?
「やっぱり処女喪失は最高に緊張しました!撮影前は不安や期待や、いろんな感情が入り交じって冷静にはなれなかったです。でも後悔はしてないし、これからにつながる大きな一歩を踏み出せたな、って思ってます」
——このお仕事を始めて、よかったと思うことは?「この仕事を始めて、ダイエットが成功したんです。人の目を意識すれば変われるんだって思ったし、昔の自分とは違う今の自分になれた。見た目にシビアな世界なので意識が高まるし、友達にも『すごくキレイになったね』『なんか芸能人みたいだけど、今日どうしたの?』とか言われるようになって。今は絶対昨日よりは太っていたくない!って思ってます(笑)。日々ダイエット、日々自分磨きです」
——Jカップの美乳は、特別なお手入れはしてますか?
「保湿かな?お風呂上がりにすぐボディクリームを塗らないとイライラして『カサカサしてかわいそう!』と思っちゃいます(笑)。両手で撫でながらクリーム塗ったり、垂れないようにマッサージしたりしてます」
——AVで憧れの女優さんや好きな女優さんっています?
「います!私、テレビ番組の『おねだりマスカットDX!』がすごい好きで、特に瑠川リナちゃんがかわいくて大好きなんです。カワイイ女のコが好きで、自分磨きの刺激にもなるし、単純に見るのも好きなんです(笑)。女優さんとお友達になりたいな」
——この仕事を始めて、新しい発見はありました?
「『肌キレイだね』『色白いね』って言われたのがうれしかったですね。今までは色が白くても友達に『体調大丈夫?』『なんか今日、吸血鬼みたい』とか言われたりしてたんで(笑)。自分では特に長所だと思ってなかった部分をホメられて、長所を発見した気分になりました」
——最後に、てぃんくる読者にメッセージをお願いします。
「人に何かを求められたり、期待されたりする仕事はどんな仕事でも大変だと思うんです。でも、人に求められることで自分でも気づかなかったいいところを発見できることもある。私はそれで変われたので、大変さをチャンスに変えて頑張ってほしいです!」