——グラビアからAVの世界に入られたそうですが、こういう世界に入る最初のきっかけは?
「もともと何度かお話をいただいたりしてたんですけど、オジサンに声をかけられたことがあって。私、すごいオジサン好きなんで『ちょっと話聞いちゃってもいいかな~』って思っちゃって。それが最初のきっかけです(笑)」
——オジサンにつられて?
「いや、もちろんお仕事にも興味ありましたよ! それまで短大に通いながら看護師の資格を活かして仕事したり、いろんなことに挑戦してきたんですけど、自分のまったく知らない世界を見てみたいっていう気持ちが大きくて。
私は3人姉妹の末っ子なんですけど、お母さんと長女がすっごいハーフ系の顔の美人で、次女は和風系の美人なんです。で『なんで末っ子だけコレ?』みたいに言われて育ってきたんです(笑)。だから、自分の顔や身体はあんまり好きじゃなかったんですよね。『こんなんで大丈夫かな?』と思ったんですけど、むしろみなさんの前に出ることでかわいくなれるかなって思って、やってみようと思いました」
——AVのお仕事の話が来たときは、どう思いました?
「グラビアでもけっこうきわどい撮影があったんですけど、それが自分的には楽しかったから、できるかもしれないって思いました。もともと、同じ事務所にAVの女優さんがいるので、パッケージとか見てて、『かわいい女のコがいっぱいいるな~』って憧れのまなざしで見てたんです。『この人たちの仲間入りしたい!』って思ってたので、けっこうすんなり出演しようって決めました」
——迷いはなかった?
「一度やろうと決めたら、けっこう突き進んじゃうんですよ(笑)。みなさんの前に出て認めてもらえるのか、それだけが不安でした」
——初めてのAVの撮影はどんな感じでしたか?
「AVを一回も見たことなかったので、『何やればいいんだろう!?』ってなっちゃって、相当緊張しました! 最初は緊張し過ぎてお菓子も食べられなかったぐらい。でも、男優さんも監督さんも含めて、スタッフのみなさんがすっごく優しくて、終わったあとも一緒にお菓子を食べたりして遊んでくれたり、かまってくれるので、『優しい人が多いんだな~』って思いました。もっとサクサク仕事っぽくやるのかなと思ってたので、そこはうれしかったですね。あとは、そのとき共演した男優さんの中に、オジサン男優さんが2人もいて、うれしかったです~!」
——オジサンのほかには好きなものは……?
「AKB48が大好きなんです~!かわいい女の人を見るのが大好きなんですよ。AVの女優さんを見てても、『キャー! かわいい~!』ってなります! 共演とかもできればうれしいですけど、たぶん『かわいい、どうしよう!』ってチラ見しちゃうと思います(笑)」
——このお仕事を始めてよかったことは?
「デビュー作の評判がよかったって言ってもらえたり、一緒にお仕事したスタッフさんに『今日、いちばん楽しかったです!』って言ってもらえたりすること。私がいっぱいしゃべったりすることで、『楽しい』『撮影がすごくやりやすい』って言われるのがうれしいですね~」
——所属事務所がAV制作もされているということで、ちょっと珍しい形態ですが、いいなと感じるところはありますか?
「とにかく、アットホームなところですね。マネージャーさんもそうなんですけど、けっこうズバズバッとツッコんでくるんで、気を使わずに言いたいことを普通に言えます(笑)。お仕事もそれ以外のことも、ホントに親身になってくれるスタッフばっかりで、女のコには働きやすい環境なんじゃないかなって思います。安心して任せて大丈夫だなって思えますね」
——てぃんくる読者のみなさんにひとことお願いします。
「私でも(AV女優に)なれるんで(笑)、たぶんみなさんも全然なれるし、一緒に頑張っていきましょう! 女のコってだけで、みんなかわいいんだから大丈夫です!」