——ＡＶデビューしたきっかけを教えてください。
「スカウトです。最初は不安で『やりたくない』って言ってました。怖いイメージもあったし、親にもバレたくなくて……。１年ぐらい悩みましたね」

——そこからなぜ『やってみよう』と思い始めたんですか？
「ＡＶだけじゃなく、かわいく写真を撮ってもらえて、それを残せるのが魅力だったし、『今しかできないお仕事だな』って強く思いました。ほかにも、蒼井そらちゃんや麻美ゆまちゃんが出ている作品を見て、『こんなコたちがやってるんだ！』って、すごく驚きましたね。普通のアイドルよりも全然かわいかったりするし、仕事もプロだし。自分もそうなれたらいいなと、憧れの気持ちを持つようになりました」

——「恵比寿マスカッツ」の活動では、お二人と一緒でしたよね？
「はい。プライベートでも遊んだりするくらい、仲良しです。大人っぽく見えるけど、すごくかわいらしいんですよ」

——ＡＶに実際に出演してみて、どういうふうに感じましたか？
「イメージとは全然違いましたね。スタッフの方がみんな優しいしおもしろいしで、すごく和やかな撮影現場で。不安な気持ちが消えて、安心して撮影できました。いままで『怖い』と思ってた自分は何だったんだろうって思うくらい、楽しかったです（笑）」

——反対に、撮影で大変だったことはありますか？
「グラビアもやったことがなくていきなりＡＶだったので、カメラがあってもどこを見たらいいのか、最初はまったくわからなかったんです。『こっち向いて』『こう歩いて』と丁寧に教えてもらいながらやる感じでした。演技もやったことがなかったので、必死に台本を読みましたね」

——りささんは演技力も認められている実力派ですが、どうやって勉強されたんですか？
「ＡＶでは、尊敬してる穂花さんの作品を見て勉強しました。ＡＶはアドリブもあるので、こういうときはこういうことを言えばいいんだな、と本当にすごく勉強になりました。

ドラマ『闇金ウシジマくん』に出演したときは、撮影前にレッスンがあったんですけど、いきなり『泣いて』とか言われて、『えぇっ!?こんなことしたことない!!』と思いましたね（笑）。すごい俳優さんや女優さんに交じって演技させてもらって刺激になりました」

——いま４年目ですが、コンスタントにお仕事を続けてこられた理由は何だと思いますか？
「自分でもこんなに長く続けられるとは思ってなかったんです。お仕事が増えるたびに『私でいいのかな？』と思いながら、気づいたらあっという間に4年たってたという感じで。辞めたいと思ったことは一度もないですね。不思議だな～と思うんですけど、ストレスもほとんどなくて。自分に合ってて、やってて楽しいお仕事ができるって、一番いいことだなって感じてます」

——最近もＵｓｔｒｅａｍで番組を配信したり、プライベートで富士山に登ったり、活動的ですよね。
「一度やると決めたらやらないとイヤなんです。富士山も、運動が苦手だからイヤだな～と思いつつ、一度は登ってみたかったので登りました。やっぱり頂上から見える景色は言葉にできないほどキレイで、感動しましたね。本当にキツくて、もう二度と登らないと思いますけど（笑）」

——今回、ＳＯＤ ＡＣＥに移籍されましたが、お仕事の環境など、変化は感じますか？
「スタッフさんがみんなすごく仲良しで、あったかいメーカーさんだなと思いました。男のコなら誰でも知ってるような有名なメーカーさんなので、これを機にさらにいろんな人に知ってもらえたらうれしいです！」

——『てぃんくる』の読者の方にメッセージをお願いします。
「楽しいお仕事だと思うし、人としても、ものすごく成長できると思います。それに、普通の生活では絶対に体験できないことをいっぱいできるし、いろんな人と出会える夢のようなお仕事だと思うので、ぜひチャレンジしてみてくださいね！」