——まず、デビューのきっかけを教えてください。
「E-BODYさんというメーカーの作品を見て、情熱的なエッチに憧れて、自分からTwitterで応募しました」
——最初、AVに対してためらった部分はありましたか?
「以前はモデルの仕事をしていて、まさか自分がAVの仕事をするなんて思ってなかったけど……。でも、Twitterで自分から応募したときには、もうためらいはなかったですね。やると決めたらやっちゃうほうだし、悩む時間もすごく短いんです」
——特にAVというお仕事に惹かれた理由は何ですか?
「女優という道を歩んでみたいなという気持ちがもともとあったのと、そこにE-BODYさんの作品という理想的な形が現れたのが大きかったですね」
——どういうところが理想的だったんでしょう?
「男女がお互いに求め合うようなエッチなんです。プライベートだと恥ずかしがったりとか、特に、女性はしてほしいことを言えないとか、そういうことが多いじゃないですか。そうじゃなくて、全部を解放したようなエッチがここには映ってるなと思えたんです」
——ティアさん自身も、プライベートのエッチでは解放できなかった?
「解放度で言うと、50%ぐらい(笑)。だから一度は100%解放してみたいって思って」
——E-BODYの撮影では、どのくらい解放できましたか?
「95%ぐらいですね!(笑)」
——みんな、できれば解放されたいと思ってると思うんですが、何が違うんでしょうね?
「やっぱり、出し切ってもいい場所だというのがあると思いますね。撮影の場って全部出していいから。あと、初めて会った人のほうが、逆に恥ずかしくない。それがいいのかもしれないです」
——AVに対して持っていたイメージと、実際に経験したAVの世界って違いましたか?
「スタッフさんとかみんな、思ってたよりもずっとフレンドリーで楽しい世界だと感じました。明るいんですよね。撮影現場のノリって。それは、外の世界の人がAVに対して持ってるイメージとは全然違う部分だと思います」
——撮影現場で初めて知ったことってありますか?
「カメラマンさんや照明さんがいて、大勢の中で撮影するっていうことは、実際に体験してみるとちょっと驚きはありましたけど……。けっこう何でも自然に受け入れちゃうほうだから、すぐなじんじゃったかも(笑)」
——どこに行っても、なじむのがけっこう早いほうだったりしますか?
「あ、そうかもしれないです。子供の頃から転々といろんなところに引っ越したりしてたので、今でも環境が変わるのは平気なのかもしれない」
——女優のお仕事を始めてから、何か変わったところはありますか?
「うーん、全然変わらないかも(笑)けっこう素のまんまでやってます」
——AVの世界って、ティアさんから見てどんな世界ですか?
「難しい質問ですね~。楽しいこともあるし、偏見を持たれることもある。プロとして悩む部分はつきものだと思いますね。それをわかった上でやっていくっていうことが、自分の中では大事なことだと思ってます。自分自身は偏見を持ってなくても、このお仕事をしている限り、どこかで壁にぶち当たる経験は必ずあると思う。それをわかった上で、やるならやるという覚悟を決めたほうがいいと思います」
——では最後に、『てぃんくる』の読者に向けて、メッセージをお願いします!
「自分のスタンスや目標をはっきり持つことが大事。お金でも有名になることでも何でもいいから、目標があれば揺るがずに頑張れるから。中途半端な気持ちだと、つらくなってしまうこともある。私は、みんなによろこんでもらえる女優になることを目標に頑張ってます!」