赤枝 街角相談室

毎週行われている「Dr.赤枝の街角女性健康相談室」の現場に“てぃんくる”が読者に代わって突撃取材!!

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生理がなかなか終わらない。もしかして、病気?

生理が終わらず、もう2週間も続いています。いつもより少し早めに始まったのですが、量はかなり少なめ。生理痛も全然ありませんでした。でも、いつもなら5~6日で終わるはずなのに、いつまでも少量の出血が続いています。私、どうしちゃったの?

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生理ではなく不正出血かも。妊娠の可能性もあるのでまずは体温をチェックして!

個人差はありますが、生理は5~7日ほどで終わるのが普通です。生理中に激しい運動をしたり、お酒を飲んだりすると長引くこともありますが、2週間は少し長過ぎです。おそらく生理による出血ではなく、「不正出血(生理以外の出血)」でしょう。正常な生理は、2~3日目に出血量が多く、その後は少なくなっていくものですが、不正出血の場合はこうしたパターンに当てはまらないのが特徴です。

不正出血があるときに一番気をつけたいのが妊娠です。体温が36.7℃以上あったら妊娠の可能性が。流産の危険もあるので、すぐに病院へ行きましょう。妊娠ではない場合は、生活リズムを整えて少し様子を見ましょう。ストレスや疲れ、ダイエットなどのせいで不正出血が起こることもあります。

赤枝 街角相談室

おしっこをするときに痛みが……。様子を見ていれば治る?

2日前から、おしっこをするたびにしみるような痛みがあります。痛いからできるだけトイレに行きたくないのに、なぜかいつもよりトイレが近くなっている気がするし……。友達には「冷えたんじゃない?」と言われたけれど、冷やさないようにすればよくなりますか?

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まずはシャワーでどこに痛みがあるのか確認を!

お風呂に入ったとき、外陰部にシャワーをかけてみてください。お湯がしみない場合は、おそらく膀胱炎でしょう。膀胱炎は、おしっこをするときの痛みに加え、トイレが近くなったり、排尿後もおしっこが残っているような感じがしたりするのが特徴です。症状が当てはまる場合は、早めに婦人科へ。処方された薬を飲めば、3日ほどで症状が治まります。きちんと治さないと慢性化することもあるので、必ず病院へ行きましょう。また、寝不足や疲れ、お酒の飲み過ぎなども原因の一つなので、生活を見直すことも大切です。

お湯がしみる場合は、外陰部の傷やヘルペスの可能性が考えられます。ヘルペスも病院での治療が必要。痛みも強いはずなので、すぐに受診しましょう。

赤枝 街角相談室

1.「みなと区民まつり」にて。
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「みなと区民まつり」では、性感染症の予防効果があるコンドーム「ガールズガード」を配りました。

2.Dr.赤枝 ★みひろ
プライベート2

東京医科大学の学祭(前夜祭)でのトークショー。スペシャルゲストとして、みひろさんが来てくれました!

3.「NEW GASPANIC CAFE」!
プライベート3

六本木の「GASPANIC CAFE」がリニューアルオープン♪ Dr.赤枝は毎週木曜日に出没します!

出没

■街角女性健康相談室(無料)
 毎週木曜日 21:00~24:00 ガスパニックカフェ(六本木)03-3746-1017
■ラジオ番組『ガールズガード 女の子の保健室』 文化放送(1134kHz) 毎週金曜日 26:00~26:30
■その場でわかる「街角無料エイズ検査」
 毎月第2金曜日 22:00~25:00 クラブジャマイカ(西麻布) 03-3407-8844 ※1drink(¥700)のみ必要
 毎月第4日曜日 14:00~17:00 セコム本社1F セコムショップ(原宿)

検査
検査

※会場内で封筒を開けることは禁止されています。家に帰ってから開けてください。
※検査は赤枝医師一人で行い、結果も赤枝医師にしかわかりません。プライバシーは完全に守られます。

エイズ事情

HIV感染を予防するために必要なのが、安全なセックスを心がけること。自分とパートナーの両方がHIVに感染していないことがはっきりしている場合以外は、必ずコンドームを使いましょう。使用期限が切れていないものを正しく装着します。男性がコンドームをつけるのを嫌がる場合は、女性用のものを使うとよいでしょう。これは女性の膣内に入れて使うタイプで、HIV感染の予防には、男性用コンドームと同じ効果があります。また、二人ともHIVに感染していない場合も、できればコンドームを使いましょう。HI V以外の性感染症の予防や望まない妊娠を避けるためにも必要なことです。「ガールズガード」のコンドームは、もし破れても避妊とエイズ予防に効果があります。

赤枝恒雄

赤枝六本木診療所院長
赤枝恒雄

東京医科大学卒、医学博士。1977年、赤枝六本木診療所を開業。若い女性の心と身体の健康を守る活動を積極的に行い、テレビ、ラジオ、雑誌などでも若い女性の性感染症・妊娠の悩みに答えている。
http://www.akaeda.com/

監修/赤枝恒雄
構成/野口久美子
イラスト/桜井輪子