女の保健体育

女性向けAV「SILK LABO」プロデューサー・牧野江里さんによる女性がもっと豊かに性を楽しむための親も学校も教えてくれない保健体育の授業!

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スタート

17時限目

“感じること”はよいことだ。①

男のおしつけがましいエロはもうたくさんだ!
受け身の女だって、自分の感度を上げることができる。
今回は、一人でできる感度アップトレーニング方法についてのお話です。

「あたしの歴代の彼氏たちって、ぶっちゃけセックスが下手だったのかな…正直、あんまり気持ちよくないし、セックスってそんな好きじゃないんだよね…」

「セックスが気持ちよくない」とカミングアウトしてくる女子は、実はかなりたくさんいます。
人生をエロに捧(ささ)げっぱなしの私からしたら、「なんてもったいないんだ―――― !!!!」と、富士山に向かって叫びたいくらいのこと。

女性のセックスの快感は、神様がくれた素敵な贈り物だと思っている私。
男性は気持ちよくならないと射精できませんけど、女性が妊娠・出産するためには、別にクリトリスなんて、これといって必要ないじゃないですか。
なのに女性にも快感を与えてくれた…
これはまさに「出産が超痛いから、その分、子づくりは気持ちよくしてやろう!」っていう神様の粋な計らいだと思うんです。


女子が気持ちよくなれない3つの原因。
そんなおセックスが気持ちよくない…なんてこと!!!!
エロの伝道師としては、見逃すわけにはいきません!!
原因として考えられるのはこれ。

(1)彼氏の前戯が足りない

濡れてないのに挿入されても痛いだけ!
こればっかりは男が悪いですねえ…。
対処法は、あえて自分が男子に対してフェラなどご奉仕してみる。
そんで「あたしにもして♡」なんておねだりしてみたら、やられたらやり返す精神にのっとり、案外前戯が増えたなんてことがあります。
それでもダメなら別の男に乗り換えましょう(爆)。

(2)精神的なもの

これは厄介な問題なのですが、セックスに対する罪悪感があり過ぎると、なかなか気持ちよくなれないそうです。
幼い頃からかなり厳しく育てられた方などには多いとか…。
正しい用法を守れば、セックスはいけないことではありません!!
これに関しては、リラックスすること、相手との信頼関係をより深くすることが大事です。

(3)自分がどうされると気持ちよいのか知らない

「セックスは男性のテクニックありきでよしあしが決まる」って、皆さん思っていませんか?
もちろんとってもテックい男性もいて、「開発されちゃった♡」なんてこともあります。


エクスタシーに近づく
快感ボディのつくり方とは?

そもそも男性と違って女性の身体の仕組みは、世間的にあまりオープンになっていませんし、「発射しないと精巣がパンパンになってしまう!!」という男性に比べて、女子にはオナニーする必要性があんまりないのも事実。

多感な男子たちは、ひとたびオナニーを覚えると「ちんちんこすったことあるか!? すげーんだぜ!!」と友人同士で話題沸騰になるもんです。
しかし、日本女子はそんなことは話題にできませんので、人知れず股間がなんだか気持ちよいということを知った女子たちは、背徳感におびえながら自分に目覚めた快感をこっそりむさぼるのです…。
ああ!!
女子よ!!
おいたわしや!!!!

日本のセックスレス問題は、こういうことも起因していると思うのですよ。
ホント。
だから少子化にもなっちゃうんでは…?
お国のお偉いさんたち!! 
見直すべきは性教育ではないのですかい!?!?!?

しかーし!!
なんと男性の腕に関係なく、エクスたっちゃう快感ボディになっちゃう方法があるんです!!!!
次回はその方法を秘技伝授しちゃうぜよ!!!!

筆自慢の巻
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