今回はなんともはや、最近の個人的な趣味といいますか、性癖といいますか。
そんなものについてお話ししたいと思います。
純真な乙女だったはずの牧野女史は、AV会社に入社して6年という月日が経ちました。
最近、生きていくうちにいろんな弊害に苛まれております。
自分の中に、スケベなおっさんと、とっても純真無垢な少女が同居しているということに気がついたのです。
入社したばかりのころは、AV女優さんの裸を見て「わ! 大きくて形のいいおっぱい…。それに比べて私は…」と鬱屈していたもんですが、今となってはナイスバディーでかわいい女優さんと遭遇すると、「うひょ! マジやりてええ!!」って思ってるんです。
いやホント。
私に付いていないはずのニョイ棒がムクムクとする感じ。
なんだか自分のセクシャリティがわからなくなってきちゃってるんですねえ。
セクシャリティについて考えてみた。
以前、とあるトークイベントで、とある方が「自分のセクシャリティの本質をちゃんと知るべき」とおしゃっていました。
その方は男性なのですが、精神的には『レズビアンのタチ』なんだとか。
「男だけど心は女で女が好き」という、非常にややこしいですが、それは何ぞ?と言いますと、「心が女だから、セックスに対しても精神的な充足感を求めがち」なんだとか。
イチャイチャしてるだけで満足といいますか。
ほほう、なるほど!と思いましたねえ。
皆さん、自分がどういうもんかわかりますか??
己の性をいちいちカテゴライズするのもどうかと思うんですが、そう考えると男!女!って分けるのは、あまりにも極端やなあ…と私はこの話を聞いて、「あ、自分はゲイのネコかな」と思いました。
SM だけじゃない、複雑な性癖。
女なのに男の心が芽生えたのは、やっぱ職業柄的なものもあるような気がします。
でもそうやって考えると、なんかセックスの相性の合う・合わないがわかるような気がしませんか?
よくある、SかMかだけでは性癖は測れないですからねえ。
なんだか男だ女だレズだゲイだって使うと怒られちゃいそうな気がしますが、わかりやすい気がしたので使わせていただきました。
むしろね、そんな風に区別しなくても「私はこうなの」ってわかって、相手にも伝えられるのが一番良いことなんですけどね。
むん。
と、そんなセクシャリティの話をしてみましたが、冒頭でお話した、私にはおっさんと乙女が共存している件、その相反する人格?というか感情?が、バランスが良いとは到底思えないでしょう。
ええ、コレ結構精神的にキッツイんですわ!
乙女とおじさん。でも、どちらも私。
私の中のおっさんは「ええ身体したエロいおねーちゃん最高!!」と思っているのに、乙女のほうは「身体の関係なんて不埒よ! やっぱり愛がないとだめ!!」って思ってるんす。
天使と悪魔じゃないですけど、私はおっさんと乙女が頭の上でバトっているんです。
全く真逆な思想。
でもどちらも自分なんですねえ。
仕事中はどちらかというとおっさんのほうが頑張っています。
SILKだと乙女なんじゃねーか!?と突っ込まれそうですが、不思議なもんでおっさんなんです。
イケメンとのめくるめくエロイこと…「筋肉見せろやあ! モッコリ見せろやあ! ケツ触らせろやあ!」…ね、おっさんでしょう。