今まで見たこともない好青年が、AV男優として現れた…このギャップ。
「ロリ顔なのに爆乳!」みたいなことに近いギャップ萌えです!!
「マジか~、こんなコのチョメチョメ見られちゃうんか~! うほっ!!」と、ちょっとおっさんみたいな気持ちになりました。
さて、この日のロケ内容は…というと、夏目ナナちゃんの逆痴漢モノでございました。
そうです、なんともオトコのファンタジー!な内容ですが、一徹さんがナナちゃんに痴漢されて、「何するんですか! アッ…!」みたいになって、そのままヤッちゃうというものでした。
一徹さんのコーナーでの私の役目は、電車のセットの裏で照明を「ガタンゴトン」にあわせて黒紙で切る(ライトの前で紙を行ったり来たりさせ、本物の電車の背景のような臨場感を出す)、ということでした。
私が手を上下に振っていると、その裏でカラミが始まるのですが、だんだんギシギシが激しくなってきて、「セットが倒れて下敷きで死んだらどうしよう!」とか、わけわからんことを考えてしまい、あまり楽しめませんでした(オイ)。
とにもかくにも一徹氏は発射しまして、現場は終了。
そのときは、イチモツもカラミも目視できなかったので、一徹さんが本当に男優さんなのかどうかは半信半疑のまま、その日は終了したのでした。
そして、実はその後、一切現場でお会いすることはなかったのです…!!!!!(爆)
イケメン男優→“エロメン”誕生!!!
次にお会いしたのは、そうです、SILKの初!処女現場の『Body talk lesson』の撮影のときだったのです!!
なんと!!
「女性向けにAVを作る」。
そうなったときに真っ先に浮かんだのは、あの日、あの逆痴漢現場で出会った一徹さんでした。
「彼ならきっと女子も嫌悪感を抱かず、ロマンティックにエロが楽しめるはず!!」と思ったのです。
そのとき、一徹さんは撮りながら「女のコがAV買うんですかねえ?」「なんで僕なんですか??」なんてことを言っていました。
もちろんそのときは本当に買ってくれるお客さんがいるのかどうか!?って感じでした。
しかし、メンズのキャスティングについては、モニターを見ながら「これは間違いない!!」「ナイスイケメン!!」などと一徹さんに言っても、「お世辞はいいのに…」という感じで苦笑しておりました。
自覚の足りないイケメン!!
なんてこと!!
そして無事にSILK LABOが世に出たのですが、いまや「エロメン」というワードが生まれたほど、「AV男優」という、ある種、アングラで危険そうな職業が、カッコイイ意味で脚光を浴びているのです。
AVでの男優さんは、影武者として仕事をしているのがほとんど。
でもその仕事っぷりの素晴らしさ、陰の努力が、表に出て認められるってのは、われわれ制作側としてもとてもうれしいことです。
一徹さんは、そんな業界のイメージも払拭する、すてきなお方なのでございます!
おかげさまで、今現在SILKが続いているのも一徹さんのおかげといっても過言ではありません!!
そんな一徹さん、お仕事のときは物腰低く、ものすごく丁寧でまじめな方なのですが、意外に庶民的で、朝までかかったロケ終わりに牧Pがラーメンをおごったら本気でめっちゃよろこんでくれました…。
本当はもっとちゃんとしたごはんに連れて行きたいのに…ラーメン屋しか開いてなかったのに…。
こんなに人気が出ても、ぜんぜん変わらない、永遠の好青年なのです!!