最近、親会社(某AV会社)の新卒会社説明会に参加しています。
新卒なので、もちろん現役大学生のキラキラフレッシュな皆さんがお相手です。
そんな方々の前で、質疑応答コーナー&社内見学ツアーのコンダクターをやらなければいけないのです。
うちの親会社の名前はそれなりに有名だとは思いますが、とはいえ、アダルトな会社。
そもそもアダルトな会社で新卒募集をしているところって、ほとんどないのではないかしら。
そんな奇抜な会社が、新卒を募集して、なおかつ会社説明会をする…。
なんだか想像するだけでエッチな感じがするじゃない!!!!(爆)
というわけで、やっぱりちょっと好奇心で受けに来ているフレッシュボーイズ&ガールズも多いわけで。
正直、自分だってそうだったわけなのですが。
説明会ではそんな皆さんから、私をくすぐるすてきな質問がたっくさん来るので、どんどんおもしろくなっちゃって、暴走をしてしまったのであります。
仕事中にムラムラする?
まず、やっぱりメンズたちは終始ソワソワしているわけですよ。
「もしかしたら“女子社員シリーズ”みたいに、エッチなことに巻き込まれてしまうのかも!?」みたいな期待と興奮に満ちあふれております。
社内にはエッチなポスターもたくさん貼られているので、社内ツアー(全フロアを説明&ご案内)のときもみんな、あたりをキョロキョロしています。
そんなこんなで質問タイムなのですが、うちの会社ではあえて、「若手の社員に質疑応答を任せる」というスタンスなのです(むしろ私最年長!!! 涙)。
なので、逆にかしこまらないで、「聞きたいことはドンドン聞いてチョウダイ!!」って感じなのです。
するとたいていは「撮影中にエッチな気分になったりしないんですか?」とかいう質問がきます(笑)。
普通だったら人事ブチ切れ!な質問だと思いますけど、まあね、こんな業界のこと、ホントわからんですもん!! そりゃ聞くわ!ってことです。
確かに、自分もそう思っていましたし…。
でも現実は、エロエロモードとお仕事モードはまったく別で、それどころじゃないんですけど。
やってみないと想像つかぬものです。
いと難し性欲と性癖
そんなフレッシュボーイズ&ガールズから、時にとても考えさせられる質問が来るのです。
例えば、「御社はSTOP!STDなど、性病予防に力を入れているようですが、AVで中出しなどをうたった商品があることに矛盾を感じるのですが」というボーイからの問い。
なぜだか私はこの質問に対して、エライ興奮を覚えまして、以下、再現です。
「これはね、すごく難しい話というか、なんというか。
そもそも、今皆さんスーツ着て、ビシッとして、さもマジメそうな感じでらっしゃいますよね?
でも、その服を脱いだらどうです?
私だって今こんなマジメなフリしてしゃべってますけど、実はレイプもののAVが好きです(ここでブッと笑った男子!オボエテロ!! 笑)。
それって誰しも少なからず持ってる気持ちというか、これが性欲とか性癖ってものになるんだと思います。
でも、実際にレイプされたいかっていったらもう、マジ勘弁なわけですよ。
本気で知らんオッサンなんかにヤラれたら、とっても嫌なわけですよ。
それとおんなじで、痴漢モノのAVを見るのが好きでも、実際にやろうって思わない人のほうが多いわけです。
我々はそういう、ちょっと人には言いにくい欲求を満たしてあげることがお仕事なわけで、決してそれを助長しようなんざ思ってないです。
むしろそんな作品を作ってしまったら、恥じるべきです。
我々はAVを見て、それで満足していただける作品を頑張って作らにゃいかんわけです。
そもそも、おそらく実際に性犯罪をしてしまう人ってのは、AVを見なくてもやる人です。
ファンタジーと現実の区別がつかない人です。
AVは18歳以上にのみ許された、大人のためのファンタジーです!」
……なんか熱くなってしまいました…!!
(次回へつづく)