女の保健体育

女性向けAV「SILK LABO」プロデューサー・牧野江里さんによる女性がもっと豊かに性を楽しむための親も学校も教えてくれない保健体育の授業!

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54時限目

コンドームについて
改めて考えてみた。①

去る12月13日は私の誕生日…。
ついに20代もラストスパート!ってことで29歳になってしまったのでした。
あう。
本当に時がたつのは早くって、驚き桃の木20世紀ですわね。
そしてこの日は、SILKの公式ステキ本、『SILK LABO VOL.2』の発売日だったのですが、皆さまもうお手に取っていただけたでしょうか?
このSILK本で、ひとつ近未来的な特集をやりました。
少年アヤちゃんという次世代を担う男好きの若者とコラボをし、「コンドーム男子(仮)」というグラビアページを作ったのです。


エロかわ☆コンドーム男子
コンドーム男子ってなんじゃソリャ!!って感じだと思いますが、SILK LABOではコンドームをつけるシーンは1、2位を争うほどの人気。
「コンドームをつける男子はイケメン!」「コンドームをつける男子はセクシー!」という、新たな価値観が定着してきたのではないでしょうか。
そして、少年アヤちゃんの「コンドーム×男子って最高、そしてエンロ」というようなつぶやき(Twitter)をキッカケにして、この企画が生まれたのです。
 コンドームをもっと世の中に広めよう!
コンドームをつける男はこんなにかっこよくてかわいいんだってことをもっと知ってもらえれば、望まない妊娠やSTD(性感染症)を防げるのでは!という崇高な理念の下、発足したプロジェクト…でもあるのですが、そもそも男好きである我々は、男子がコンドームを一生懸命照れながらつけているところを想像すると、もうエロくてかわいくてたまらん!!となる性質でして…。
啓蒙活動を盾にして、自らの性欲を満たしてやろう、というコンテンツなのです。


STOP! STD
この企画は、やっぱり素人の男のコもしてみたいなあと思い、我らが一徹さんを筆頭に素人坊やたちで撮影をすることになったのでした。
そこで、よい雑誌を作るために、否、好奇心と欲望で坊やたちにコンドームにまつわるお話を聞いてみたりしたのです。
「コンドームと初めて触れ合ったのは?」って、改めて見るととんでもない質問ですが、これがおもしろいのなんの!! みんなだいたい20代半ばだったのですが、多いのが街にある「自販機」という結果…!
確かに私の実家のほうにも、山の近くとか微妙に田舎くさいところにありました、明るい家族計画自販機…。男子たちは、まず「コンドーム」という存在そのものにエロさを感じるようです。買ったことあるのがステータス! 触ったことあるのがステータス!
そんな感じで、友達同士でいじってみたり、みんなで分け合ってそれぞれ自宅でつける練習をしたり…となんともほほ笑ましい光景が浮かんでくるではありませんか!! コンドームとの出会いの時はまだ、コンドームは男子にとってサッカーボールのような、そう、友達だったのです。コンドームはトモダチさ!ってか。
 ところがいつしか月日が流れ、どうしてこうして男子たちはコンドームを忌み嫌うようになってしまうのでしょう。日本のゴムの使用率はどんどん下がっていると聞きます。そしてもちろんまわりにもナマ信仰男子の多いこと多いこと…。一体どうしてこうなってしまったんでしょう?

恥じらいの巻
エンド