吉原角えび本店で働く「カナさん（22歳）」と角海老グループのキャラクターである「かどえびこ（エビちゃん）」、「店長さん」が、お店の歴史を余す所なくお伝えします。

カナ「私の名前はカナ、22歳。この度、めでたく創業120年の老舗、角えびさんで働くこととなりました～♪」
エビちゃん「おめでとう！これから東京生活ね。」
カナ「経験ゼロな私でもちゃんとお仕事できるかしら？」
エビちゃん「安心して！送迎もあるし、待機は個室だし、頑張った分だけちゃんと稼げるわよ！」
吉原角えび本店の外観。店長が登場。
エビちゃん「なにしろお店に歴史があるって事は昔ながらの常連様も多いって事。」
店長「景気に影響されずにコンスタントに稼ぐことが出来ます！」
エビちゃん「私なんか週3日出勤するだけなのにこの貯金額！」
貯金通帳を見せるエビちゃん。
カナ「げ！先輩凄い！」
エビちゃん「正直、お給料の面は貰いすぎてると感じることもあったり…」
カナ「先輩みたいになりたいです。」
店長「カナさんが働きやすいように私達も一生懸命サポートしますよ」
エビちゃん「角海老グループは本店を始め、東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城に30店舗以上も展開しているの。この店舗数からみても角海老本店はやりがいを感じれる職場だと思う！」
全員「私たちと一緒に働きませんか？まずはお電話下さい！そして貴女の夢を叶えて下さい！」
カナ「お待ちしております！」
場面が変わって、角海老グループの歴史を紹介します。
カナ「ところで…先輩に聞きたいことがあるんですけど。」
エビちゃん「え？」
カナ「角えびさんって昔はエビ屋さんだったんですか？」
こけるエビちゃん。
エビちゃん「あのね～！」
カナ「だってちょっと不思議な名前じゃん？」
エビちゃん「そうね。この際、お店の歴史も勉強しておいた方がいいかもね。」
吉原の町並みを歩きながら…
エビちゃん「今では住所に無いけれど、『吉原』って名前は聞いたことがあるでしょ？江戸時代に幕府の許可をもらった遊郭があった所よ。もともとは日本橋人形町あたりにあったんだけど、1657年に火災で焼失しちゃったの。その後、浅草寺北の日本堤に移転。新吉原になったわけ。」
よし原大門の前で。
エビちゃん「現在では、その新吉原も大火で失われて。ホラ！今ではほとんどが住宅街。名残と言えば吉原大門と見返り柳くらい。別世界である吉原への道で、当時は『五十軒通り』と言われた、このカーブした入り口。その新吉原で角海老楼はとても大きかったの！」
昔の地図や建物の写真を見ながら…
エビちゃん「明治の初め、道の角にあった角尾張楼と海老楼の2つが合体。それで角海老楼になったのね。」
カナ「そういう意味なんだ！」
エビちゃん「江戸時代には蔦谷（つたや）重三郎という人が作った遊郭マップもあったのよ。実は有名なレンタルビデオ屋さんの名前の由来はこの人なの。ちなみにこれが明治20年の角海老楼閣の写真ね。その時計塔は東京の3大時計塔として有名で、時計塔の時刻を知らせる音で皆が何時かを知ることができたそうよ。樋口一葉の『たけくらべ』にも出てくるんだから！」
カナ「凄～い！私ったら、そんな歴史のある所で働くんですね！感動です！」
エビちゃん「じゃあ折角だから、吉原で働いていた遊女についても勉強しちゃおう！遊郭で働く女性を遊女って言って…色々な事情で吉原に来るわけだけど、まずは年季奉公って形で働くの。まぁ、年単位の契約社員って感じね。吉原の敷地面積は約2万8,000坪。東京ドームのほぼ2倍の広さで、吉原への入り口となる大門をくぐるとメイン通りの仲の町があるの。ここに揚屋町という地名が新設されて『揚屋制度』というのが出来たのよ。そこで高級遊女とお客様を仲介するお店として証明書を発行してたの。代々遊女というサラブレッドもいたわ。凄く厳しい世界だったのよ。」
カナ「大変なんですね。」
話は遊女に及ぶ…
エビちゃん「遊女の最高級ランクを花魁（おいらん）と言って、他にも階級があったの。遊女の階級は、太夫（高級）＞太夫格（高級）＞散茶（中級）＞埋茶（中級）＞五寸局（下級）＞三寸局（下級）＞並局（最下級）＞切見世女郎といった感じね。その中のトップである花魁が自分を宣伝するために付き人と吉原を練り歩くことを『花魁道中』って言うのよ。」
花魁道中の写真を見ながら…
エビちゃん「写真は角海老楼の花魁道中の様子ね。」
カナ「テレビや映画でも良く見ますね！」
エビちゃん「幕府は新吉原のみを女郎遊びを許された地として宣伝したの。1．江戸市中には一切遊女屋を置かないこと。2．遊女を市中へ派遣しないこと。3．遊女屋の建物や遊女の着るものは華美でないものとすること。4．営業は日中に限ること。その他にも「医師以外に乗り物一切無用たるべし」とか「刀を遊女屋に持ち込むことは禁止」という決まりもあったの。だから、刀は必ず預けて岡っ引きが遊女を守るから悪党や盗賊も抵抗できなかったのよ。」
場所が変わって、大火で無くなった遊女のお墓へ…
エビちゃん「ここは大火で無くなった遊女を埋めたお墓よ」
カナ「慰霊碑に髪飾りが供えてありますね。」
エビちゃん「現在でも角えびで働くスタッフさんも毎月お参りするそうよ。そしてこの写真が角海老ナンバーワン花魁の『若紫』。源氏物語のヒロインの名前ね。わずか10歳で大阪から吉原に来たの。ルックスも性格も良く、花魁の最高級の名前が付けられたわけね。さらにお客様が最高の遊女をとりあうこともあったのよ。お金持ちや権力のあるお客様のお眼鏡に叶えば遊女も出世する。この様子は永井荷風が日記に描いているわ…。遊郭には笑いが絶えないと言われていたの。」
最後は吉原神社へお参り…
エビちゃん「とにかく吉原に歴史アリ。最後に吉原神社に行きましょう。祀られているのは吉原遊郭の守護神『吉原弁財天』。芸能上達のご利益があって、遊女達もたくさんお参りにきたそうよ。ただし、恋の悩みはお祈りしちゃダメよ。遊女達の激しい嫉妬に遭うから～。」
カナ「やーん！先輩怖い！…でも、だいたい歴史が分かりました！こんな色々な歴史があるなんて知らなかったです！」
再びお店に戻って…
店長「カナさん、えびこさん。そろそろお客様がいらっしゃる時間です。今日も忙しくなりますよ！」
カナ「あの～…私の源氏名『若紫』でいいかしら？」
ずっこけるエビちゃんと店長。

＜エピローグ＞
元和3年（1617年）に江戸幕府に公認遊郭の許可を受けた「吉原」。いわゆる現代のソープランドで、吉原は今でも日本有数のソープランドで占められた風俗街として君臨しています。吉原の主役は「遊女」と呼ばれる現代版の風俗嬢で、男性にソープランドサービスを提供する仕事をしていました。遊女に注目されがちですが、吉原には遊女以外の女性や男性も多く働いていました。裏方の仕事は、男性が担当することが多かったようです。職種の一例を挙げると料理当番やお風呂当番です。その他には、掛廻と言うツケを回収する人や深夜に見回りをする不寝番なども男性が担当していました。吉原では、遊女を卒業した女性も多く居ました。番頭新造や鎗手と呼ばれる職種は、30歳を超えた女性が主に担当し、遊女達のバックアップをしていました。今、風俗で働きたい場合は、沢山の情報が載っている求人サイトを見て応募することが多いと思います。

もし、吉原で働きたいと思っている女性に求人広告を見るポイントをお教えします。通常、求人サイトでお仕事を探すときは、地域と業種を選択して検索すると思います。吉原の場合は通常よりも簡単です。吉原の風俗業種はソープランドのみなので、地域検索だけで簡単に求人広告を表示させることができます。その表示された求人広告を見るポイントは、ズバリ送迎が有るか無いかです。吉原はどの駅からも離れていて、徒歩で通勤するのは一苦労でしょう。最寄駅は複数有り比較的近い駅は、三ノ輪駅・入谷駅の二つです。浅草駅からだと距離があり女性では徒歩圏外です。しっかり広告内に「送迎有り」のワードがあるかをチェックしましょう。風俗で働くことが初めての女性は、高級店ではなく大衆店からスタートするのが良いでしょう。どんな仕事も慣れや経験が必要です。高級店は風俗サービスだけでなく、礼儀作法や雰囲気を読める独特の間が必要になってきます。特に吉原の高級店は格式が高いので、風俗で働くことが初めての女性をスグに採用してくれるお店は少ないでしょう。まずは慌てず大衆店で仕事を覚え経験を積み、高級店へステップアップしてきましょう。求人広告だけで高級店と大衆店の判別が出来ない場合は、広告内に掲載されているオフィシャルホームページを閲覧しましょう。オフィシャルホームページは来店する男性用に作られているので、そのお店のコンセプトや料金体系を知ることが出来ます。在籍女性を掲載しているお店もあるので、将来一緒にお店を盛り上げるかも知れない仲間を見てみるのもいいかもしてませんね。

江戸時代の遊郭の遊女のように27歳位で卒業という訳ではなく、今の吉原のソープランドでは、女性としての本来の味が出る30歳以上を採用したがっています。だから、焦る必要などまったくないのです。ソープランドは二十歳を超えないと働くことができませんが、それ以外の風俗の仕事は、18歳から働くことができます。将来、吉原のソープランドで働きたいというしっかりとした目標があるのならば、他地域のファッションヘルスやデリバリーヘルスなどで働くこともいいでしょう。10代なら、エステやオナクラなどの風俗の中でも比較的ソフトなサービスを提供するお店で働くのも一つの選択肢です。そこで、風俗業務の経験を積み、人間としての成長を遂げられれば、きっと吉原で活かせるはずです。吉原には、150軒程度のソープランドが千束という住所にひしめき合っています。その中に必ず貴女と相思相愛のソープランドがあるでしょう。それでは「吉原角えび本店」でお待ち申し上げております。

＜角海老グループ＞
ソープランドは風俗の王様です。風俗求人を探している女性にとっても目標になる風俗業種と言えます。風俗で働こうとする女性や風俗で楽しもうとする男性にとっても「角海老」と聞けば、ソープランドと簡単に頭に浮かぶほど超有名風俗店グループです。それもそのはず、角海老グループは関東地方に31もの店舗数を展開しているのです。内訳は、東京都16店舗、神奈川県5店舗、千葉県6店舗、埼玉県1店舗、茨城県3店舗となっています。全国展開をしている風俗グループ店は多くありますが、角海老グループのように関東地方にこれほど大規模展開している風俗店は少ないでしょう。風俗で働きたい女性の為に、それぞれの店舗を紹介していきます。

【東京都】16店舗
吉原エリア：吉原角海老本店、吉原三浦屋
池袋エリア：池袋角海老、池袋千姫、ミス千姫、池袋夢幻、池袋優雅
新宿エリア：新宿角海老、ニュー姫、ニューグランド、楊貴妃
渋谷エリア：渋谷角海老
大塚エリア：大塚角海老
府中エリア：府中ダービー
吉祥寺エリア：吉祥寺角海老
亀有エリア：亀有角海老
【神奈川県】5店舗
横浜エリア：横浜角海老、角海老石亭、角海老宮殿
川崎エリア：川崎角海老、川崎三浦屋
【千葉県】6店舗
千葉栄町エリア：千葉角海老、千葉三浦屋、三浦屋別館、角海老御殿
松戸エリア：松戸角海老 岩瀬店、松戸角海老 根本店
【埼玉県】1店舗
埼玉蕨エリア：錦センター
【茨城県】3店舗
茨城土浦エリア：高津角海老
茨城水戸エリア：水戸角海老、那珂川角海老

角海老グループの本店は、吉原にあります。吉原といえば風俗の街で日本で一番有名なソープランド街です。吉原の多くの風俗店は最寄駅まで、面接希望者や在籍風俗嬢を送迎してくれますが、少し駅からは遠いので、簡単にアクセスを紹介します。吉原まで一番近い駅は、東京メトロ日比谷線三ノ輪駅です。吉原の中心地は千束四丁目交差点です。三ノ輪駅から千束四丁目交差点は1km無いくらいで徒歩10分くらいです。
三ノ輪駅明治通り口から明治通りに出て、向かいのコンビニの左脇の道に入り直進してください。台東区立東泉小学校を過ぎ飛不動前の交差点を左折、V字の切れ目を左折すると吉原のソープランド街です。近くには吉原神社や吉原大門などの名所もあります。バスの場合は、吉原大門のバス停で降りてください。降りて、通りを渡ってスグです。東京メトロ入谷駅からも徒歩圏内です。三番出口から昭和通りとクロスしている通りを国際通り方面に進んでください。途中、ジグザグしている道がありますが、気にせず進んでください。気が付けば、千束三丁目の交差点で、スグそこは吉原です。タクシーの場合は、吉原と告げれば簡単に連れてってくれます。働きたいお店が決まっている場合や採用が確定している場合は、上野駅からタクシーに乗るのも良いでしょう。

尚、吉原角海老本店は、吉原大門をくぐり、吉原交番前を右折し50mほど進んだ左側です。「吉原角えび本店」の看板が見えるはずです。