- 風俗求人てぃんくる >
- コンテンツ
元ヤン・AV女優・タレント・作家etc.と、一筋縄ではいかない肩書きを持つすぎはら美里。某民放テレビ局プロデューサーで、目には見えないセーターがいつも肩にかけられているマーキー。この両極端な男女2人による赤裸々な往復書簡。
まずは前回のマーキーからの質問「アクメって何語?」の回答からいくゼ☆ アクメ/acmeはフランス語で「快感の絶頂」。ちなみに慣れ親しみのあるオルガスムス/Orgasmus(=オーガズム)はドイツ語。今の日本医学が西洋医学に基づいてるからこっちが主に使われてんじゃねえか、と思われます。
「快感」は皆スイッチも違うし、身も心も含めて多種多様だけど「快感の絶頂」となると話は別だ。
みりは初体験が早く、今日までヤリまくってきたが、イク事に関してはっきり覚えたのは最近だ。10代の頃はとにかく抱きたくて抱かれたくて、何かを「埋める」ように「数」にこだわり「夜」を「埋めた」。20代に入って結婚した人とは「愛の形」を生みだしたけれど「頂き」を見る事はなかった。酸甘を経て30代。男を性の捌け口と美容液扱いしながら我が身と心を知り、ようやく絶頂を体験する事になる。
それは、大好きな人と本気で一つになりたいと魂が強く思い、その為のコミュニケーションとしてその行為をして、相手のアレの細胞を感じ取るぐらいに受け入れて、沈む自分を許したからだった。
昔からよく聞くのは「女は産みの痛みがあるから、神は男と比べて、数倍の快楽を女に与えた」というお話。けどそれって最初から備わってなくて、自分で見つけてかなきゃならないんだよね。……神様も最初からイケるようにしてくれりゃいいのに。本当に心から愛せる人を見つけ出し、お互いをよくよく知って、超自分開放しないと絶頂を味わえないなんて、クソめんどくせえ!が、でもやっぱその過程も大事なんだろう。だが、これに辿り着くには、結構な道のりと経験が必要になる。なので、もう少し手頃な絶頂の味わい方をお伝えしようと思う。
オヤジバイブ(電マ)(※1)である。
あれは凄い。本来、仕事に疲れたマーキー、もとい、オヤジの肩を揉みほぐす為の道具だが、クリトリスにあてると初心者であればたちまち2秒で絶頂を経験出来る。へたすりゃ失禁しかねないほどのパワーだ。
ただ。気をつけなきゃならんのは、メガヘルツ並みに震えるそれを使用しすぎると「豆・ニブクナル」という事だ。072(※2)でなかなかイケなくなるのは結構苛立つので、オヤジバイブはほどほどの「お友達」にしておく事も、みりの経験上お勧めする。
とにもかくにも。いずれ結婚し、愛の形を産み出すという究極の痛みを経験せにゃならんのだから、女たちはそれまで、存分に快楽に我儘になり、アクメを白目で溺れる程に味わえばいいじゃないかと思う♪