- 風俗求人てぃんくる >
- コンテンツ
元ヤン・AV女優・タレント・作家etc.と、一筋縄ではいかない肩書きを持つすぎはら美里。某民放テレビ局プロデューサーで、目には見えないセーターがいつも肩にかけられているマーキー。この両極端な男女2人による赤裸々な往復書簡。
11才になるうちの息子が「チン毛生えたゼ♪」とイキがって見せてきたので、ドキドキしながら見てみたら…毛細血管じゃねえか! なんて事が最近あった(汗)。
うちらの時代は陰毛なんて生えた日にゃ「恥ずかしくて人様と目も合わせられない」みたいな空気があったが、最近の子は「男なら毛が生えてなんぼでしょ?」的な発想があるようだ。異性を意識し始め、モテたいから男らしくなる。よくよく思い出せば親のあたしも変わらない。
みりが小学5年生の時、『ピチレモン』(※1)なる雑誌があり、そこには「キスはレモンの味」(※2)とか、夢見る女子の為の講座が書かれていた。マジでか!?と思ったみりは、それを絶対にするべく、唇にレモンの飴汁をたっぷりつけて、当時好きだった男子を屋上に呼び出し、初キスをした。が、ねちょ~っとした感覚だけが残り、甘酸っぱくなるはずの思い出は嫌悪感満載に終わった。
胸がペッタンコの時は思いもしなかった事が、胸が膨らむと湧いてくる。体が発達すると脳への伝達も変わり、異性との発展が変わっていくが、何もそれは少年少女期だけの話ではない。もうすっかり体も出来上がり、経験も豊富、男騙すなんざ朝飯前だゼというこの歳になって、第2の性の目覚めを経験した。
中学生の時は覚えたてのコミュニケーション法と快楽に、サルよりサルらしく腰振りまくったが、大人になった今、本当に愛する人に出会い、その人の中に入り込んでしまいたいという欲求が、心が、意志が、結局形的には「ヤリまくる」という目覚めである。
この目覚め、とにかくハンパじゃない。自分の中のエネルギーが、相手との交わりの中で増幅していくのがわかるもんだから、超エネルギッシュになっちまって、とにかくやめられない。朝も昼も夜もヤリタイなんてもう二度とないと思っていたが、そんな事はなかった。人生、ほんと何が起きるかわからんもんである。そう考えると、まだまだこの先「60才のみり、第3の目覚めを経験するの巻」なんて事も出てくるのだろう。一体どんな事になるのか、恐ろしいやら楽しみやら。
大切なのは、いつだって自分に正直でいる事なんじゃないかと思う。心は嘘をつけない。性に関しても他のどんなカテゴリーに関しても、目覚めたい時に目覚めて、その果てを見ようゼ! 目覚めは覚醒なのだ。さなぎが蝶になるように、それを繰り返す事によってどんどん輝きを増していく。たくさん変身して変化を遂げて、この上なく美しくなっていけばいいじゃないか♪
で、マーキーは最近どんな性に目覚めたん?(笑)