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元ヤン・AV女優・タレント・作家etc.と、一筋縄ではいかない肩書きを持つすぎはら美里。某民放テレビ局プロデューサーで、目には見えないセーターがいつも肩にかけられているマーキー。この両極端な男女2人による赤裸々な往復書簡。
マーキー「カイジ」好きなんだ♪ 原作者である福本先生(※)とは何度か食事させてもらったが、一言で言うと彼はカイジそのもの! 作品って子供という分身と一緒で、やっぱその人に似るんだなーって思ったし、話を聞いていて、福本先生はマジで漫画に人生かけてる人!って思った。まさにそれが作品に表れてるものね。って事でお題は「人生かけて」!
暴走ゾッキー時代、そこらじゅうに「命かけて」「我命有限(会社名じゃないよ)●●続成」なんて書きまくってたけど、意気込みだけで実際意味なんてわかんなかった。とにかくありあまる情熱とエネルギーをぶつける、人生においての何かを探して、それが当時は友情や恋愛や喧嘩だったわけだが、今思えば、まだ本当の意味で人生かけられるものがなかったのだと思う。経験も十分じゃなかったし、そんなとてつもない哲学、考えられる左脳もない。ひたすら毎日つっぱってたから(笑)。
みりは23歳で幸せ結婚出産したが、後半、旦那が仕事がうまくいかず酒と女に逃げるというしょーもない男になった為、借金半分肩代わりしてやっからと結婚生活2年で完。潔く別れたものの、食うあてもなかったから、周囲の反対を押し切って誰一人知り合いもいない東京に即上京して銀座でバイトをした。あの時の飛び出した勢いは、人生かけてると言っても過言ではない。人生かけてるから、銀座の昔ながらの姉さん達にはまあとにかく可愛がられた。ただ、人生かかってる分、トンガリ過ぎて若い姉さん達には超いじめられたけど(苦笑)。
いろんな経験をした自分が、何かわからんけど「力を発揮できるのは東京しかねえ!」って湧いて出るように思ったし、田舎もんのみりは「天下取ったる」と腹をくくって走りまくった。
人生をかけるとは、この1度きりの生涯を、今決めたただ一つのそれに対して、自分を預けるということだ。誰が何と言おうと今の自分にはそれしかない! それ以外考えられない!と真っ直ぐ思えるもの。なかなか出会えるものではないが、それが何であっても見つかったら迷わず真っ直ぐに信じて、純粋に人生かければいい。それは必ず学びと達成を与えてくれるから。そしてそれを見つける為には、心の声ではなく魂の声を聞くことが大切だ。心の声に従うと、その時々の状況や人の言葉に惑わされたりして日々変化してしまうが、魂は変わらず自分の中にある答えを直感として教えてくれる。人生はギャンブル! 生きてるだけでも素晴らしい事だけど、人生かけると一瞬で自分が輝き始めるぜ♪