元ヤン・AV女優・タレント・作家etc.と、一筋縄ではいかない肩書きを持つすぎはら美里。某民放テレビ局プロデューサーで、目には見えないセーターがいつも肩にかけられているマーキー。この両極端な男女2人による赤裸々な往復書簡。
第19回 「メッセージ」
「今年もよろしくありがとね(^_-)-☆」
明けてありがとー! 新たな気持ちに切り替え、区切りでもある新年☆ マーキー&てぃんくら~の皆様はどんな抱負を立てたかな?
この1年くらいで凄くスピリチュアルが流行ったじゃん? クルとは思ってたけど、その浸透力のスピードには驚いた。
どうやら過去2000年は太陽の時代で、男性性の強い時代であったらしい。何したって結果「勝ちゃあいい」というね。それが去年あたりから月の時代に突入したらしく、女性性の強い時代になったらしいのよ。結果も大事だけど、それ以上にそこに至るまでの過程で「自分がどう感じるか」が重要になってくるらしい。そういう人が生き残る時代なんだって!
確かに、世の中の動きはそう変わってきたように思う。自分さえ良けりゃいい、どんな手使っても蹴落とす系は、いよいよ、どんどん消えてくだろう。少なくとも、様々な状況や環境や今あるものに感謝出来ない奴は、この星から愛されないって事だ。
自分が生まれてくるまでにあった山の様な事。日本が自由になるまでの歴史や、親やそのまた親たちの出会い。自分が生まれてからあった山の様な事。生きるのに必要な身体やエネルギー。目や手足や声や感覚。それらがなければ過去も今も存在していない。記憶に思い出と残る季節や景色たち。愛する誰かや愛してくれる誰か。失恋でさえも女度を上げる踏み台だ。やる気を与えてくれた誰かや、自分を必要としてくれた誰か。そうやって成り立っている自分。
感謝出来る物を一つも持ってないという人間は、まず一人もいないはずだ。ナイといじけてみせてる奴以外は。そしてその感謝は気持ちのいいエネルギーとなり、もっと気持ちのいい物を呼びこむとアインシュタインは「引き寄せの法則」を証明した。人間もエネルギーで出来てるからね。
確かに、いい事を考えてる時は気分が良くて、そういったものを引き寄せる感じはわかるな~。逆にイラッとしてると彼氏に伝染って、無駄な喧嘩したりする(-.-)。とすると、良き未来はいくらでも自分で引き寄せられるって事な訳だ。
きれいになりたい可愛くなりたい! 服が欲しい愛が欲しい! 自分が考えてて心地いい物で未来を一杯にすると、いいエネルギーを発して、それらを引き寄せ、そうなるまでの物にまた感謝をし、そうして大事な人を幸せにする。その連鎖は負を産み出すことは決してない。感謝されて迷惑という人も物もない。ならばこんなイイ事尽くめ、有難がってこうじゃないの♪てわけで、皆様今年もよろしくありがとね(^_-)-☆!
イラスト:川崎タカオ
すぎはら美里◎レディース総長→AV女優→芸人→タレント&作家…テレビ・ラジオ・歌舞伎町(?)など、様々なメディアで活躍中の男前すぎる姉御。特技は喧嘩。シングルマザー。新潟県出身。
マーキー◎某キー局勤務、TV番組&コンテンツ制作マン。朝シャン&昼シャン&当然、夜シャン!!三度の飯よりシャンパンを愛す、ちょいワルならぬ“ 極ワル”アラフォーギョーカイ人。東京・下町出身。ソウル・ミュージック好き。