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元ヤン・AV女優・タレント・作家etc.と、一筋縄ではいかない肩書きを持つすぎはら美里。某民放テレビ局プロデューサーで、目には見えないセーターがいつも肩にかけられているマーキー。この両極端な男女2人による赤裸々な往復書簡。
無性にチュウしたいと騒ぐマーキーからのお題は「キッスの魔法」と激ロマンティックにきたので、鳥肌立たせながら、そもそもキスとは何だ? って広辞苑で調べてみたら、「キッスとも言う」と書いてあった。マーキー、気持ち悪がってごめん(笑)。
して、「キス(キッス)」とは皆様もご存じ、口づけ・接吻の事だが、昔話に出てくる多くのお姫様達は、王子様のチュウをもらって幸せになるパターンが多い。それほどにキッスは幸福の象徴だ。
不幸な環境や状況から、魔法使いや小人達などによって、女の幸せを勝ち取る。中でも白雪姫は凄い。王子様のキスによって、喉につかえていた毒リンゴを吐き出し、死から目覚めて結婚しちゃった訳だかんね。魔法のキスというよりは、愛が魔法となって奇跡を生んだって事でしょ? 医学的に考えたら、本来有り得ない。
しかもこの王子様、たまたま通りかかって見かけた美しく棺に眠るお姫様を見て、心奪われてチュウしちゃったんだから、みりから言わせりゃ、かなりの遊び人、ナンパ野郎だ。王子だから良かったものの、単なる通行人Aだったら、さぶいし、下手したら逮捕であろう。
が、キスは大事だ。唯一、人間の表っかわに出てる内臓部分じゃん? 安易に触れさせるもんじゃない。よく女のコ達が言う「好きじゃない奴とヤル事は出来るけど、チュウはヤダ」って話。非常に共鳴出来る。わかるわかる、チュウはヤダよね~!
不思議な事に、気持ちのないセックスでも身体が反応する事はあるが、気持ちのないキスは違和感しか残らない。酒を呑んだ時の勢いのチュウは例外として(笑)。
女のコは死ぬまでお姫様だ。おばあちゃんになっても可愛い物大好きだし、心のどこかで王子様を夢見る。そう! 私達はお姫様なのだ! 家柄や職業などの格差社会なんて関係ねえ。女で生まれたらみな姫なのだ。
今ちまたでは婚活が流行っているが、相手がどんなにデキ男だろうと、キスに魔法を持ってる奴じゃなきゃきっと幸せにはなれない。そのキスはそれぞれ違うし、合う合わないもある。自分に合ったキスを持った奴だけが魔法にかけてくれるのよ。だからこそ、こんな大事な行為は目を閉じてちゃいかんのだ!(※) 自分が誰としているのか、お互いしっかりと見つめ合ってするべき! 見つめ合って粘膜触れて、激しく揺さぶられる魂がエネルギー発して、それが魔法となり、愛となる♪ 「目開けんのとかキモくね?」なんつ~男は毒リンゴ食ってくたばっちまいな!